シャッター音を無くすアプリ

音を消したい人が求めるアプリ

音が出るのに盗撮を止めない人もいる。ただ電車内を初めとした他人を撮影している人たちの中には、あえて音が出なくなるカメラアプリをインスコして利用している、といった事をしているようだ。盗聴アプリ『イアースパイ』にも大分驚かされたが、シャッター音を自由に消すことが出来るアプリもあるというから、無法地帯だと言い切って良いのかもしれない。

そもそも作って良いのかと疑問に思うでしょうが、その点については残念ながら明確に法的観点が見定まっていないという面もある。言ってしまえば、『作って配信するだけならば違法行為とみなされない』、これが現在の日本における法律の解釈となっている。

音消しアプリを求めて

しかも音消しのアプリを利用している人も多く、需要がかなり高いのも事実。それならばと開発して話題を集めている企業のアプリもありますが、不快感をもたらすのは言うまでもない。そこまでして無音で撮影したいのかと言いたくなりますが、そうだと言われてしまうと何も言えない。結局この無音アプリに関しても利用者の善悪による判断に任せられるというのが、帰結するところだ。きちんと目的があるから無音アプリを使っている、という人がどれくらいいるか気になるが、実態は9割以上が利用しての盗撮目的だと断言して良いのではないかと。

事件性でいえば男性加害者が頻繁に取り上げられていますが、女性が撮影して晒し者にするケースもある。どっちもどっちだが、他人を無音アプリを使ってまで撮影したり、またスクショを撮影したりといったことをすることが横行している事態を重く見たほうが良い。

将来的な可能性として

盗撮被害が後を絶たない、無音アプリを使用しての犯罪行為が多くなればなるほどアプリの存在を危惧する声は増えていくものだ。それこそ企業が犯罪を助長したとして幇助罪の適用もあり得るという。企業とすれば犯罪目的に開発はしていないのかもしれませんが、結果的に犯罪を手助けしてしまっていたらどうしようもない。ですがこれも幇助していると断言できるほど、確たる下地もないため難しいという。

ただこのまま被害はもちろん、悪用する人が後を絶たない場合にはそうした条例改正や法的に裁けるようにと試行錯誤しているとも言われている。実際に警察でも、このままではトカゲの尻尾きりのような状態になってしまうため、いずれきちんと対策できるように準備を進めているという声もあります。

違法じゃないからと

現時点では違法ではない、スマホのシャッター音を消すことが合法的には認められているとは言いがたいものの、やる分には良いと言われている。実際、インターネット検索でもどうすれば音を消せるかといったキーワード検索が上位にあるほどだ。そこまでしても消したいのか、そう考えるのは普通でしょう。よほど邪なものでも撮影しているのかと思えば、なんてことはない他人の面白画像を撮影しているだけですよ、などと容認されるはずもない。

そう考えれば今時の中高生、ならびに職場でもこうした無音アプリを利用した撮影でいじめやらが起こっているとも推測できる。近いうち、本当に消したら行けないという決まりが出来上がってもおかしくない状況なのかもしれません。

常識が無くなってきている

無音カメラアプリが登場したことで、電車内などで面白い画像があれば撮影して中傷するという行為を楽しんでいしている残念すぎる人々がいる。とりわけ若者に多く、比率で言えば男女関係なくだ。盗撮というと女性が被害者と連想するところですが、男性がターゲットにされてしまうケースも多い。見知らぬ人にスマホを向けられているだけで不愉快だと思う人も増え、使うなと言っても勘違いかもしれないという不安もついてくる。

『迷惑スマホ族』などとも言われていますが、文字通りの人たちのようだ。ただ面白おかしくしたいと思っても、今ではそうした盗撮を行おうものならネット上からの誹謗中傷も激しく飛び交う時代となっている。それでも悪びれずに撮影を続ける人もいるのだから、ここまでいくと何を考えているか理解出来ない。

スマホの功罪

スマホが登場したことで便利になった、しかしその反面で盗聴や盗撮といった問題が今まで以上に増えたと見ていいでしょう。それも興味のなかった人が遊び半分、好奇心、イタズラ心に託けて横行しているとしたら、余計に腹立たしくなる。正当な理由無く個人の情報を侵害し、肖像権を侵害するような事態が社会問題化している事実はこれからも増えていくでしょう。

そうなった際に国やメーカー、さらには警察などがどのように対応していくかも注目したい。出来るなら道を歩いても人に盗撮されている、盗聴されているといった疑心からは離れたいものだ。

盗聴・盗撮もスマホで手軽に出来てしまう時代