盗撮問題も増長している

盗聴よりもこちらの方が問題か

最近電車に乗っている時、どうしても一瞬ビクッと驚いてしまう事がある。意外と心当たりが多い人もいるかと思いますが、突然車内でシャッター音が響き渡る瞬間には驚かされます。そんな音を大胆に響かせての盗撮か!? と思った事もあるでしょう。筆者も最初は盗撮犯も大胆不敵になったなぁと感じたものだが、そうではありません。本物は音をいかにして消すか、それか静止画ではなく動画での撮影を選択するものだ。では何故前触れもなく車内でシャッター音が響くのかといえば、アイフォンの利用者がブラウザなどで見ている画面を撮影する『スクリーンショットを収める際に流れる音』が正体だ。

スクショの撮影は便利だ、気になった情報があればそのままにしないで撮影して画像保存しておけば見たい時に見ることができる。この方法は一時期書店で本を撮影するといった問題にも抵触する話題でだが、スクショに関して言えばそうした違法性は今のところない。いくらか限度を守らなくてはならない部分もあるものの、アイフォンだけでなくスマホ利用者にとってもスクショは心強い味方といったレベルで重宝されています。

けれど電車内での撮影ほど勘弁してほしいものはない。それが満員電車であればあるほど、面倒なことが起きているのでは勘ぐりたくなってしまう。ただそうしたスマホを利用しての『盗撮』というのも、かなり問題となっている。手軽に撮影できるようになっているせいで、被害が増えている。それこそ冤罪なのに犯人扱いされて、素顔をSNS上に張られてしまうケースすら起こっている。

スマホによる盗撮問題

スマホによる盗撮、筆者も一度だけ露骨にこちらを撮影しようとした人と遭遇したことがある。それに気づいたので咄嗟に顔が映らないようにしたが、不愉快であったことに変わりない。その時から、なるべくスマホを利用している乗客の側には近寄らないようにしている。そもそも赤の他人を撮影して何が面白いんだと言いたくなる。盗聴も問題だが、事の大きさでは盗撮の方がいまだ社会的に大きな問題と言えるかもしれません。

盗撮被害が検挙されたケースは未だ多い、ただここ数年ではその件数の約3割に当たるケースでスマホ使用での撮影が横行しているというのだ。携帯カメラならガラケーの時から備わっていたが、撮影時のスタイルがカメラを起動しているか否かの区別がつきにくくなったのも関係しているだろう。ガラケーの場合はそれこそカメラを向けた上で不自然な体制を取りますが、スマホなどはそれがきちんと判別出来ない場合もある。

撮影されているかもしれないと、そう思って掴みかかっても画像がなければ冤罪として逆に問題となってしまう。そういう面でスマホでの盗撮被害が増長した点を思うと、色々と難しい。

ただ吊るしあげるため

どうして他人を撮影するかについては、ただ面白そう、街中で見かけた変人といったような身内でバカにするためだ。筆者が学生時代、こちらを一方的に敵視して嫌がらせをしてきた学生がいた。ある時その人間にカメラで撮影された時は何事かと思ったものです。どうせ使いみちはろくでもないことだろうとして、撮られたからと一々掴みかかるのもあれだったため気にしないようにした。けれど勝手に撮影された身としては不愉快極まりないのに変わりない、そのせいか極度の写真嫌いになった。自分を撮影されることもそうだが、人物を撮影することがあまり好きではなくなってしまったため、もっぱらペットや風景などの撮影ばかりしている。学生時代は度々いきなり撮影されそうになると身を翻してまで拒絶したのも、懐かしい記憶だ。

スマホでの無断撮影もその延長線だ、猥褻目的もありますが、道行く人で面白そうな人を撮影してSNS上にピックアップして誹謗中傷することが目的になっている。下らないこと、瑣末なことと撮影した本人たちは思っていますが、立派な犯罪行為である。本人たちは自覚していないが、その気になれば肖像権の侵害として訴えることも可能だ。ただこうした

盗聴よりも深刻

盗聴もそうだが、スマホでの違法行為で問題なのはやはり盗撮の方が圧倒的に多いでしょう。ただ中にはスクショを撮影しているだけの人もいるが、紛らわしいことだけは間違いない。シャッター音が車内に響くだけ苛々したり、怯えたりする人もいる。それも人が多い時間帯でやっているから問題だ。盗撮をしているかもしれないとつきだしても、その証拠が無くスクショを撮影しているだけだったりしたら、訴えた本人の立場が危うくなる。

これも個々人の常識という天秤によって判断が委ねられているのが現実で、実に危うい尺度で物事を考えているかは見ずとも分かるはずだ。無断撮影されて喜ぶ人などいない、それを分かっていながら演る人が後を絶たないのだから、困った話だ。

盗聴・盗撮もスマホで手軽に出来てしまう時代